⑥ 光景別の明るさ
被写体別の観点からEV表を見てみましょう。
今日は梅雨ですので雨曇りですね、表の「雨曇り」を見ると9種類の組み合わせが見えます。
例1) あなたは風景を撮りたいと思っていますので(青い矢印);
・ピントは全体に来るようにしたいな—>F=11、T=1/30、ISO=100
例2) 今度はあなたは雨に濡れる花を撮りたいと思っていますので(橙の矢印);
・ピントは花に来るようにし、背景をぼかしたいな—>F=2.8、T=1/250、ISO=100
もっと明るくとか暗くしたいときは、F/T/ISOで簡単に調整できますね。
このような考え方で行けば、カメラのオートを使う必要はありません(カメラはそこまでやってくれませんが)。
⑦ 明るさのまとめ ここまでで言いたかったこと
・まず被写体の明るさを知り
・次にその明るさに合うカメラの設定を
「絞り」、「シャッター速度」、「ISO」
の組み合わせで設定しよう
ということです。
次回からは少し具体的な話になります。