普通関数はそのアプリに備わっておりますが、自分が使いたい形のものがない場合は自作するのが早道です。
Pythonでも自作できますので、その過程を書きます。
これは四則計算の基本で学習してみましょう。
‘—————————
① 余り簡単で感嘆する例
def 俳句():
print(‘俳句と言えば芭蕉’)
俳句()
・runすると 俳句と言えば芭蕉 と表示される。
‘————————–
② 次の例
def 算数(a,b):
print(a*b)
算数(3,5)
runすると 15 と計算結果が表示されます。
“””この関数の簡単な説明
・defは関数ですよと言う宣言です (definition=定義)
・算数関数にはaとbと言うか引数があり
・その引数に、後で出てくるメソッドでa=3、b=5を代入すると
・元の算数()に3と5を持ち帰る
・其れを基にprint(a*b)が計算して表示される
注意:print(a*b)が半角4個分indentされてますが、それはその上のdefの定義で規定されてるという意味です。<–厳守!
“””
③ returnのない場合
def say_hello(name): # 関数の定義
print(‘今日は’, name)
print(‘今晩は’, name)
say_hello(‘太郎’)
>>>
今日は 太郎
今晩は 太郎
と表示される。
④ returnがある場合
def say_hello(name): # 関数の定義
print(‘今日は’, name)
return <—ここにreturnが入っている
print(‘今晩は’, name)
say_hello(‘太郎’)
>>>
今日は 太郎
と表示される。 returnで呼び出し元に制御が戻っているので、次のコード(print(‘今晩は’, name))は実行されない。
⑤ return文とは何か
#今までの例で何となく見えてきたのは、defで定義した関数の後の方から何らかの数値や文字列を持ち帰っているということです。
#もう少ししつこく「関数を呼び出した時の流れ」を見てみましょう。
def 関数(文1,文2):
結果 = 文1+ ‘と’ + 文2 + ‘が一緒に現れた。’
return 結果
変数 = 関数(‘錦織’,’大阪’)
print(変数)
>>>
錦織と大阪が一緒に現れた。
と表示されます。
上の例では分かり易くする関数の名前を日本語にしてますが、普通は英文半角にします。
ということで、関数を先に定義しておいて、あとで処理をしてその結果を持ち帰ります。 その時に使うのがreturn文なのです。