必ずしも自分の欲しい関数が見つかるわけではありませんので、自分で作ってみましょう。
作り方は、
1.処理をする関数プログラム(呼び出される方)—>名前をstart_python.pyとします。”パイソン始め”と云う意味です。
2.それを呼び出すプログラム(呼び出す方)—>名前をcalled.pyとします。”呼び出され.py”と云う意味です。
になりますね。
① では上で説明した関数を作ってみましょう
#called.py
def say_ohayo():
print(‘お早う!’)
def say_python():
print(‘python!始めよう’)
これは呼ばれればすぐ”お早う”、”pythonを始めよう!”と叫ぶ(print)関数です。
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#start_python.py
import called #別に保存してあるcalled.pyを使えるように呼び出します
called.say_ohayo() #呼び出した関数のsay_ohayo()を動作させます–> ”お早う”と表示します
called.say_python()
これをrunすると__pycache__というファイルが出来ますが、プログラムが高速に動作するように出来るものです。消しても問題なく動作します。 でもこれを残しておけばコンパイルを経ずにプログラムを実行することができるので実行が速くなります。プログラムを変更するたびに書き換えられます。小さいプログラムではなくても速度は関係ありません。
それからこの呼び出す方と呼び出される方を、同じholderに置いておくとcodeが簡単になります。 — 初心者向き。
② フォームを作るプログラム
次の二つのプログラムをそれぞれのファイル名を付けて、デスクトップにでも置きます。
そしてmain.pyを開きrunすると、下にあるようなフォームが出来上がります。
このフォーム自体は何の役にも立ちませんが、このように書いて関数化しておけば、mainのプログラムが非常に分かり易いものなるという作例です。
#呼び出すプログラム。 file名をmain.pyとします。
import firstForm #firatFormと云う外部の関数を呼びこむ
firstForm.make_basicForm() #firstFormの中のmake_basicForm()を処理しなさいという命令です
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#呼び出されるプログラム。 file名をfirstForm.pyとします。
root=tk.Tk()
root.title(“関数で作られるform”)
root.geometry(“300×200”)
label_1=tk.Label(root, text=”これは関数で作られたフォームです。”)
label_1.place(x=50, y=100)
このようなformが出来ます。